英語教師としてのスキルを高めていきたいという先生方にとって、新しい方法を５つ紹介していきます。

❖Navigator in Speaking

まとまった内容のことを話す指導が求められています。この講義では、情報の流れ（フロー）に注目して、Navigator in Speakingという発想を紹介します。

❖Grammar in Chunking

文法がわからない、使えないという声をよく耳にします。指導要領でも、文法用語をできるだけ使わないで、しかも説明が中心にならないように文法を指導することが述べられています。この講義では、Grammar in Chunkingという新しい発想で文法を指導する方法を提案します。

❖English in Japanese (EIJ)

CLIL（クリル）などに見られるように、内容と言語の両面を重視した指導のあり方が求められています。一方、話題に関連した単語力の指導のむずかしさもよく耳にします。この講義では、EIJという手法の可能性について述べていきます。

❖チャンキング的発想を鍛える

言語の処理はチャンキングであるといわれます。意味のかたまりとしてのチャンクを連鎖化していくことをチャンキングと呼びますが、英語教育においては、可能性が極めて高い考え方だということを講義の中で述べていきます。

❖スーパー音読法

英語を話す力を伸ばすことの必要性が叫ばれています。英語を話す際の最大の難関は、英語音を出す口作りができていないということです。口作りをする有効な方法として、古くからある音読法というものがあります。この講義では、旧来の音読法から新しい音読法（スーパー音読法）にシフトすることを提案します。