お久しぶりです!
Power石田がお届けするPower Automate関連講座の第3弾となるPower Automate for Desktop実践講座です。おかげさまで過去のコースも多くの方にご受講いただき、大変感謝しております。そんなみなさんの次のステップアップ講座としてリリースいたしました。
第一作のPower Automate for Desktop(旧Power Automate Desktop)の続編という立ち位置で、より具体的に、より細かく、よりスマートに機能を使いこなし、自動化を進めていく上で必要なエッセンスを多く詰め込みました。この講座を終える頃には、どんな業務や処理・データ操作なら自動化できるのか一人で考えることができるので、応用したくてたまらなくなるように作りました。
この講座は自動化に取り組みたい非エンジニアのビジネスパーソンだけでなくプログラミング言語を扱って業務効率化に取り組むエンジニアにもおすすめです。
こんな方にオススメ
Power Automate for Desktopの基本的な機能を理解していて、ネクストステップとしてよりレベルを上げたい方に適切な講座になっています。
感覚は掴めたけど、いざ目の前の業務を自動化しようとするとイメージが湧かない
効率化させたいんだけど、余分な処理や余分なデータもついてきてしまいそんなにスマートになっていない
必要なデータだけをうまく取り出して、他の業務ソフトと連携させられない
そんな一人で進める上で出会う障壁を一緒に取り払いましょう。
また、Pythonなどのプログラミング言語を使って自動化に取り組んでいる方にもおすすめの内容になっております。Power Automate for Desktopの中で行われる処理はPython記法を用いて代替できるため、細かなデータ操作が可能です。一般的にプログラミング言語でのGUIの操作、特にWindows PC全体にまたがる操作(オフィスソフトやファイルシステム、OSなど全て)をユーザーとインタラクティブに作るのは大変ですが、このPower Automate for Desktopであればそこを簡単に肩代わりしてくれます。作り出せる自動化処理の幅が大きく広がるため学んでおいて絶対に損はしないツールです。
これまでの講座との関係性
本講座の立ち位置、これまでの講座との関係性について説明します。
これまでの講座はローカルPCで動作するPower Automate for DesktopやクラウドサービスのPower Automateの基本的な使い方を具体例を交えながら紹介してまいりました。これらをマスターすることで機能の全体感は掴めると思います。ただしかし、実際に実務を自動化しようとすると何から手をつけたら良いかわからず、止まってしまっていた方も多いのではないでしょうか。それはなぜかというと、実際の業務を分解する、つまりデータをどう扱って、PC上のソフトやアプリをどう連携させていけば自動化が完成するのかという俯瞰した視点での業務整理が難しくてできていないからです。
その部分にフォーカスしたのが本講座です。この考え方自体はPower Automate for Desktopに限らずその他メジャーな言語であるPythonなどで自動化する場合においても同様の考え方が必要になります。すでにPythonなど自動化に興味があってプログラミングを学習されている方にも参考になるようなトピックを扱ってますので、ぜひ受講いただき楽しんでいただけたらなと思います。
講座の構成
この講座はまずPower Automate for Desktopの基礎知識をおさらいしながら少し発展的な内容を交えて準備を行います。
その後、実際に実務に近いユースケースとして、社内システムから送られてくる業務メッセージを適切に処理、中身から必要な部分を上手に切り出して、Webページにアクセスして、情報を取り出したり、Excel内に書き込んでいったりします。
この実践的なユースケースに取り組むことで、単にそれに近い業務効率化ができるだけでなく、実践的なエッセンスもふんだんに盛り込んでいますので、ご自身で考えながら普段の業務を客観視して、データの構造やプロセスを分析・自動化フローの組み立てが行えるようになっているはずです。
本講座でお伝えしないこと
本講座ではPower Automate for DesktopというWindows 10およびWindows 11上で動くソフトウェアを取り扱います。クラウド側のツールであるPower Automateは扱いませんので、ご注意ください。
本講座では、Power Automate for Desktopに用意されている全ての機能を紹介するものではありません。ステップアップ向けに、実践的な講座として必要だと判断した基礎的な内容には触れていますが、網羅的な説明は行なっていません。
本講座は幅を広げていくよりも、発展的で、深く知ることにフォーカスしています。Power Automate for Desktopの全体感を知りたいと思っている方は本講座の受講はお勧めしません。基本的な部分に関して学習したい方は私の講座の第一作のご受講をオススメします。
最後に
本講座の受講中、自分の知らない話、わからない話がいくつか出てくるかと思います。出来る限り私も分かりやすい説明を心がけていきますが、例えわからなかったとしても、実際に動くものを見るうちに段々と腑に落ちて行くことがあると思いますので、見様見真似でもいいので一緒に進めていきましょう。私と一緒に本講座が学び終えたらスキルアップにきっとつながっています。
この講座終了後にみなさんが学びを深め、自動化に必要な知識を蓄積して、新しいことにチャレンジしていけるようなサポートをしっかり行っていきます。