ここが知りたかった! 先生のコメントから
・「女の子の絵の紙とダルマとかの小物の紙と2枚に分かれています」......「メインキャラクター」と「周囲のアイテム」のアナログラフを別々に用意すると、Photoshop上で自由に配置することができる。
・「大きさと角度を調節して配置します」「形のゆがみを修整しましょう」......Photoshopのツールで大きさや角度、ゆがみを調節できる。画面上で全体を見ながらバランスの良い大きさと角度、アナログで描いた時のゆがみを修正する。
・「ラフにスクリーンで色をつけます」......ラフレイヤーの色を変えることで、ペン入れの時に色が変わっている線が下書き(ラフ)だと分かりやすくなる。和風の模様を背景に、お正月アイテムを周囲に配置した【ねずみの女の子】のお正月イラストです。
プロのイラストレーターが、Adobe Photoshopを使って、実際に制作しながら解説します。
可愛らしいねずみの女の子のキャラクターと、周囲に配置するアイテムの制作過程から、描き方のポイントを学ぶことができます。
年賀状にもおすすめ! Photoshopを使って、キュートなお正月イラストを描いてみましょう。
フリルのついた和風ドレスを着た女の子と、日本のお正月に関するアイテムを、Photoshopでペン入れから着色まで制作します。
アイテムはアレンジされた門松や、ネズミの耳と尻尾がついたダルマ、お餅と七輪、コマです。それぞれのアイテムの異なる質感を、影やハイライトで表現するテクニックを学びます。 頭の中のイメージを、どう表現するか学びたい人におすすめのコースです。
◼️コース紹介◼️
ペン入れの時、どこまで一筆で描かないといけないのか迷ったことはありませんか?
着色の時、どんな影を入れ、どんなハイライトを入れて良いのか迷ったことはありませんか?
キャラクターを描いた後、背景をどうしたら良いのかと悩んだことはありませんか?
このコースは、人気イラストレーターの井上貴子先生が、可愛らしいイラストをどう制作しているかを、全て見ることができるコースです。
ペン入れも、着色も、背景と装飾も、全て見ることができます。
Adobe Photoshopを使って、【ねずみの女の子のお正月イラスト】を、「今何をしたか」「そうすることでどの ような効果を得られるか」を解説しながら描き進めるので、それぞれの課程のポイントを知ることができます。
和風の模様とアイテムを背景にして、風景とは違う魅力を演出する方法を学べます。 背景に風景ではなく、模様とお正月アイテムを書き込むことで、より可愛らしく、ポップな雰囲気のイラストを演出できます。背景の模様を簡単・華やかに装飾し、周囲のアイテムを程よく配置するセンスと技術を学ぶことができます。 風景を描かずに華やかなイラストに仕上がるので、これまでキャラクターだけを描いていて、背景に迷っていた人のステップアップや、風景を描くのが苦手な人におすすめです。
Photoshopでファイルを開いたものの、何をどうして良いのか分からず、途方に暮れたことのある方でも大丈夫!
先生が、どこをクリックして、どんな機能を使っているかを確認できます。
メインキャラクターと、周囲のアイテム、背景の模様制作に至るまでノーカットなので、どのツールを使用して何をしているのかを、全て見ることができます。 今まで描き直していた部分も、便利なツールを使えば、素早く綺麗に仕上がるかも?!
このコースは、アナログで描いたラフをスキャンしてPhotoshop上で配置するところから始まります。
Photoshopでどんなことができるのかが分かるので、紙とインクではできない、デジタルならではの便利なツールを知ることができます。
ペン入れでは、描き方のポイントを詳しく解説し、またアイテムを描く時に便利なツールを紹介します。
着色では、レイヤーの使い方や、影の色・ツヤなどの質感の出し方のポイントを解説し、どのような塗り方でどのような効果が出るかを解説します。
背景の模様の制作方法も見ることができ、どうすればベタ一色ではない背景を作れるのかが分かります。また、アイテムを配置する場所をどう調整すれば、すっきりと華やかな仕上がりになるのかが分かります。 それぞれの解説の中で、プロのイラストレーターがどんなことに気をつけて制作しているのかを知ることができるので、あなたのイラストに、すぐに応用することができるでしょう。
◼️コース概要◼️
1章:ラフ
・ラフを配置: スキャンした「メインキャラクター」と「周囲のアイテム」のラフを切り取り、配置する。
・ペン入れの準備: 配置したラフの色を変え、ペン入れしやすいようにする。
2章:ペン入れ
・ペン入れのポイント(メインキャラクター): 目、輪郭、髪、フリル、コマ
・ペン入れのポイント(周囲のアイテム): 門松、七輪、擬人化アイテム(ダルマ、餅)
・ベースの色(メインキャラクターと各アイテム) どのパーツをどんな線でどんな太さで描くかのポイントを学びます。デジタルならではのレイヤーやツールを利用した便利な描き方や、後の着色を意識した線画の作成方法、着色の準備としてのベースの色付けについて知ることができます。
3章:メインキャラクターの着色
・パーツごとに着色: 肌・頬・髪、フリル、衣装の着色・柄入れ、目・口、コマ
・着色のポイント: ハイライト・影、ツールの使い方(ブラシの透明度・乗算レイヤー)
・線の調整: 着色が終わった部分の線の色を調整し、柔らかい印象に。 レイヤーの上下やクリッピングマスク、「色相・彩度」調整といったツールを利用した、効率の良い着色方法を知ることができます。影やハイライトを入れる場所、意識すべきポイントを学べます。
4章:背景の着色
・背景の模様作成と着色: ペンツールでの模様作成、着色、装飾 ・アイテムごとに着色
・線の調整: 門松(竹・松・花・葉)、ダルマ、七輪、餅
・着色のポイント: ハイライト・影、全体の色のバランス ペンツールを利用した曲線の模様作成方法、バランスを取りながら着色するポイントを知ることができます。柄の着色のポイントや、質感や立体感を表現する為に、影やハイライトを入れる際に意識すべきポイントを学べます。
5章:仕上げ
・印: 作者の名前の印
・全体の微調整: 全体のバランスを見ながら色や線の最終調整
・装飾: メインキャラクターの周囲にブラシの花を入れて、色を調整サイン(今回は印)を入れ、色や線を調整して全体のバランスを整え、ブラシの花で装飾して、更に調整という仕上げを学びます。これまで何度も登場したツールで、色や位置・大きさを調整して全体のバランスをとりま す。イラストを仕上げる際のポイントを確認できます。
◼️講師紹介◼️
井上貴子 先生
フリーランスのイラストレーターとして活躍されている井上貴子先生のご協力を得て、JCCD Studioでは多くの講座をご提供できるようになりました。井上貴子先生は、講談社青い鳥文庫「へこまし隊」シリーズのイラストをはじめ、童心社、偕成社、ポプラ社、明治図書出版、西東社、成美堂出版、ナツメ社、Silbirdなど、さまざまな出版社が発行する書籍のカバーイラストや挿絵を手がけてきました。2018年には『心を癒す大人のスクラッチアート百花繚乱ミニ』(東京書店)のイラストを担当。 また、講談社フェーマス・スクールズ(KFS)による「KFSコミックイラスト・グランプリ」での特別賞(2003年)を受賞以来、「集英社第21回コバルト・イラスト大賞」佳作( 2009年)、「KFSアート・コンテスト」講談社ビジネスパートナーズ賞(2011年)などを受賞されています。 豊かな経験を活かすと同時に、常に最新の技術を身につけて、クリエイティブな作品を発表し続けています。