お待たせしました!
前回のPower Automate Desktop超入門講座(2021年7月末公開)に続く待望の自動化講座第2弾です!おかげさまでリリースから約2ヶ月で1000名を超える多くの方にご受講いただき、Udemy内でベストセラーの称号も手に入れることができました。
前作はPC(ローカル)側の自動化ツールであるDesktopフローについて扱いましたが、今回はクラウド側となるCloudフローについてたっぷりと紹介します。こちらはクラウド側の内容になるので、MacやWindowsなどのPC環境は問いません。このCloudフローはDesktopフローの親の位置に当たるサービスです。RPAや業務効率化、自動化が取り上げられている昨今の状況で、このPower Automateはとても重要なサービスになると思い、本講座を作成しました。
この講座はPower Automate初学者やプログラミング経験のないビジネスパーソン向けに作成しています.またSharePoint Onlineの開発者やそのほか自動化プロセスの開発者・設計者の入門編のコンテンツとしても利用できます.基本的な操作はWebブラウザ(Google Chrome)やExcel上で完結し,マウスやキーボードを使って直感的に自動化の処理(フロー)を作成するため,初学者の方であっても安心してご受講いただけます。
多くのビジネスマンが使っているオフィスソフトはGoogle社のG SuiteやMicrosoft社のMicrosoft 365ではないでしょうか。これらのプラットフォーム上で業務を自動化する方法があるのはご存知ですか?Google社が提供しているのはGAS(Google App Script)と呼ばれるもので、プログラムを書いてそれぞれのアプリを連携して自動化することが可能です。それに対してMicrosoft社は「Power Automate」を提供しており、基本的にGUIで(マウスのドラッグ&ドロップやクリック)で完結するものになります。そのためコードを書く必要はなく、プログラミング経験や知識のない方でも手軽に始めることができますし、プログラミング経験のある方は簡単に自動化フローを作成できると思います。チーム全体で業務を効率化する方法はいくらあってもいいですよね。手早く処理を組み立てられるので便利な武器になるかと思います
コース概要
本講座は基礎編、実践編、発展編という3つのステップで作成してます。基礎編ではまず基本的なPower Automateの概念であるトリガー・アクション・コネクターやデータの扱い方、そしてフローの制御方法などについて説明していきます。実践編では基礎編を踏まえてより実務に近づいた、具体的なフロー(備品購入のシナリオ)を作成します。このフローを作成するにあたって「Excel」、「Forms」、「承認」という3つのアプリを組み合わせます。最後に発展編では外部APIとの接続方法やPower Apps、Power Automate for Desktopとも連携させる方法についても紹介いたします。
本講座でお伝えしないこと
より本講座にマッチした方に受講していただくために、本講座でお伝えしないことに関してもしっかり共有いたします。本講座では、Power Automateが提供するクラウド側の機能について取り扱います。デスクトップ版のPower Automate Desktopは扱いませんのでご注意ください。また本講座ではPower Automateに用意されている全ての機能を紹介するものではありません。初学者が、特にプログラミング経験のないような方が、理解しやすい内容をピックアップして、機能の紹介や実装の説明を行います。本講座は深さを極める、というよりもできることの幅を広げていくことにフォーカスしています。Power Automateをマスターしたい、発展的な内容も理解したいと思っている方は本講座の受講はお勧めしません。
コース受講に関する注意点
この講座で扱っているPower Automateを使うためにはライセンスの取得(有料)があらかじめ必要になります。ただし、一ヶ月間は無料で使える試用期間があるので、クレジットカード登録なしで開始できる方法を本編で紹介しています。また講座内では主にMicrosoft 365のサービスであるOutlook、OneDrive,SharePointと連動させたプロセスを作るため、こちらの法人・ビジネスパーソン向けライセンスの用意を推奨しております。
最後に
これまで講座の概要や特徴についてお伝えしましたが、最後に1つだけお伝えしたいことがあります。本講座の受講中、自分の知らない話、わからない話がいくつか出てくるかと思います。出来る限り私も分かりやすい説明を心がけていきますが、例えわからなかったとしても、実際に動くものを見るうちに段々と腑に落ちて行くことがあると思いますので、見様見真似でもいいので一緒に進めていきましょう。本講座がみなさんのスキルアップにつながることを願っています。この講座終了後にみなさんが学びを深め、新しいことにチャレンジしていけるような土台作りをしっかり行っていきます。