教師を捨てれば教師になれる。
その理由を知りたいあなたへ
あなたは、教師ですか?
あなたが教師なら、現在の日本には、あなたの仲間が80万人います。
ところで、仕事は楽しいですか? 私生活は充実していますか? もしかしたら考えたことがないかもしれませんが、リタイア後の準備はしていますか?
私は公立高校の教師をしています。同時に「教師のライフキャリア」について、ずっと考え続けています。
今のあなたにとって、教師の仕事が心から楽しく、やりがいを感じられるものであれば、それでOK。私に伝えられることはありません。
でも、もしそうでないのなら、作戦を練る必要があるでしょう。
もし今、あなたがうまくいっていないとすれば、それはきっと、あなたが「旧来的な教師像」に縛られているからです。
「生徒と楽しそうに接している同僚が、羨ましい。」
「教師が仕事に打ち込むためには、私生活の犠牲はやむを得ない。」
「生徒の成績を上げることが私の使命だ。」
「生徒と一緒になって部活動指導に励みたい」
「私は生徒の進路や進学先決定に関わらなくてはならない。」
「教師の仕事を定年まで務めたい。」
「退職後は、趣味に没頭したい。」
どれも、教師の「あるある」です。しかし、こういった望みは旧来的な教師像がもたらしたものであり、時代の変化が非常に速い現代においてはすでに実現しにくいことになっています。
あなたに必要なのは、教師の常識をアンインストールすること。
学校からできるだけ距離を取り、職場の文化や自身の姿を客観的に見つめることです。そのうえで、仕事と私生活のバランスを取りながら、いつリタイアしてもいいように、来たるべき「その時」に備え、セカンドキャリアを構築する準備を仕事とパラレルで行うことです。そうすることが、仕事自体にも良い影響をもたらします。
私のライフワークは、教師であるあなたを、
仕事の面でも
私生活の面でも
リタイア後の人生設計についても
教師を取り巻くあらゆる側面から見つめ直し、成功に導くことです。
教師のあなたがどうしても成功しなければならない理由が、2つあります。
ひとつは、未来を担う生徒の力を最大限に引き出すためには、現時点で最も身近な大人である教師自身が輝いていなければならないからです。
教師が輝けば、生徒は「こんな大人になりたい」という気持ちを強くするでしょう。ならば、教師であるあなたが、まず成功する必要があります。
ところで、現在のあなたがこんな質問を受けたら、どう答えるでしょうか。
「あなたは、魅力的な大人ですか?」
「あなたは、輝いていますか?」
「あなたは、生徒の憧れの対象になっていますか?」
「あなたは、あなたのような同僚と一緒に仕事をしたいと思いますか?」
・・・・・・こういった質問に対して、はっきりと「Yes!」と返すことができるなら、今すぐにこのサイトを閉じていただいて構いません。もちろん私自身も、100%の確信をもって「Yes!」と答えることはできません。ですが、70%以上の確信は持てています。
理由のふたつめは、あなたには「かつての私」のような「キャリア視点を持たない教師」に、なってほしくないからです。
日々の仕事に忙殺されていると、「人生」という名の時間は過ぎていくばかりです。私生活とのバランスを欠き、リタイア後には人生の目的を失って呆然としてしまう可能性は、低くありません。
かつての私は、次のように考えながら仕事をしてきました。
「朝から晩まで学校にいる気がする。」
「毎年、今年の目標を立てているけれど、ほとんど実現できていない。」
「家族と一緒に過ごす時間が全然取れない。」
「親しくしていたい人たちと、気持ちが通じていない感じがしている」
「仕事」と「私生活」は、「人生」という名の車の両輪です。一方が充実していればもう一方もよい影響を受けるし、一方がうまくいっていなければ、もう一方はよくない影響を受けるもの。そして、多くの人がこのように考えがちですが、「私生活がうまくいかないから、仕事を充実させよう」という発想に陥ってしまうことです。
結論から言えば、うまくいくことはありません。両者は相補的な関係にあって、その影響力は想像以上に強いものです。片方の不全感をもう一方で補填することは、現実的ではありません。
「キャリア視点を持たない教師」の、もう一つの姿は、「自己研鑽をやめた教師」です。仮にあなたが教師としての地位や待遇に安住してしまえば、人間的な成長は見込めません。しかし、リタイア後は学校という枠を超えた広い世界で仕事に取り組んだり、人間関係を育てていくことになります。その時にうまくいくかどうかは、「今ここ」の行動にあるのです。
あるいは教師としての地位や待遇に安住してしまえば、人間的な成長は見込めません。リタイア後は、学校という枠を超えた広い世界で仕事に取り組んだり、人間関係を育てていくことになります。その時にうまくいくかどうかは、やはり「今ここ」の行動にあるのです。
あなたが教師を辞めたあとに飛び込もうとするのは、どんな世界ですか?
「教師は、教師以外、何もできない」とは、よく言われる言葉です。それは、生徒の教育に携わること以外に、マネタイズにつながるスキルを持たないからです。一方で、多くの社会人は誰かに価値を提供することで、たとえば金銭などの対価を得て暮らしています。
あなたは単に「教師」として生きているだけではありません。私生活もあれば、リタイア後の人生もある。リタイア後のあなたが多くを望まず、つつましやかに余生を過ごすというのであれば、それでも構いません。
しかし、私自身は「お金にならない趣味に興じ、年金を頼りにして生きていく」という選択肢は考えられません。広い世界の知見を得ながら、できるだけ多くの人に価値を提供し、相応の対価を得る。これが、私にとっての理想です。
もう一度尋ねます。あなたはどうしたいと思っていますか?
あなたには、身近な生徒にとって「魅力的な大人の一人」であってほしい。そうあるためには、教師として自分を磨くだけでなく、「人生全般を見つめる視点」を手に入れる必要があります。時間軸で見れば、「現在」とは「仕事と私生活とのバランス」で構成され、「人生」は「現在が望ましい未来につながっているという確信が得られるかどうか」で、その価値が決まります。
あなたには、今を充実させ、未来にワクワクする可能性が秘められている。その可能性を開花させるかどうかは、あなた次第なんです。
私は45歳くらいまで、それなりに仕事に打ち込んできましたが、ある日ふと「自分の人生の終わり」を意識しました。
「平均寿命を全うするまで、あと35年。でも、60歳を過ぎてしまえばたぶん体だけでなく心も萎えてしまう。」
そんなふうに感じたんです。
私はまだ、何も成し得ていない。
私が本当にやりたかったことは何だろう?
私はいつまでに、どんな「人生の課題」に向き合う必要があるんだろう?
こういった疑問に答えたい。そんな思いに囚われました。
教師としてのキャリアに限定してはいけません。あなたのキャリアを人生全体から捉え直し、準備を進めることではじめて、悔いのない人生を必ず送ることができるはずです。
私が伝えたいのは、
教師として成功するためには、教師を「捨てる」必要があること。
仕事と私生活は「車の両輪」であり相互の影響力が大きいため、どちらも手に入れる必要があること。
教師が現職とセカンドキャリア構築をパラレルに進めることで、教職の見直しが図られるだけでなく、リタイア後の人生設計にも大きく貢献できること。
この3点です。
このコースは、8つのセクションから構成されるコースの、最初のセクション(セクション1)にあたります。残る7セクションについては完成次第、順次公開していきます。
8つのセクションの概要は以下の通りです。
セクション1:はじめに
セクション2:未来を捉える
セクション3:教師を目指すあなたへ
セクション4:次世代型教師とは
セクション5:仕事で成功する
セクション6:私生活で成功する
セクション7:セカンドキャリアを構築する
セクション8:おわりに
次に、本コース(上記セクション1に相当)の概要です。
1-1:このコースの目的
1-2:従来のゴールが無効である理由
1-3:本コースで学べる内容
1-4:なぜ、あなたは本コースで学ぶ必要があるのか
1-5:こんな方を対象にしています
1-6:こんな方には向いていません
1-7:自己紹介
1-8:なぜあなたは教師になったのか
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
本当は直接あなたにお会いして、私の趣旨説明の感想をお聞きしたいところですが、もし私のコンテンツに興味を持っていただけたのであれば、このコースを受講してみてください。私の経験と知見を活かして、あなたを成功に導くサポートをしたいと思います。