【受講前の注意】

解説・練習課題共にITセキュリティに特化した内容ですので、全く無関係の方が受講されても意味がわかりにくいと思います。ご受講前に必ずプレビューでご確認ください。

• 英文コミュニケーションのボリューム・コストが増加していて、本来の業務を圧迫している（日本初導入の機器を取り扱う場合等）

• 会話は必要ないので、メール・チャットで素早く正確に意思の疎通を図りたい（インシデントレスポンス時等）

• 翻訳機能で現状問題は無いように思うけど、どうも相手の反応が悪い（トラブルシューティング等）

• 問い合わせてもしばらく放置されて、回答も的を射ない（セキュリティ製品・サービス利用時）

• ここ最近、英語でメール・チャットをする必要性が高くなり練習素材を探している（開発業務等）

• ビジネスメールを出したいわけでも、文学作品を書きたいわけでもない。技術的な内容をきちんと共有したい（トラブルシューティング等）

  
  

このコースはこのような状況を改善するために作成しました。10年程英語メインで業務してますが、ITセキュリティ関連職種の7割程度の方はここに当てはまるのではと思います（残り3割の方はそもそもここを見ないでしょう）。無茶な量の学習（1万時間とか！）は一切要求しません。

ですが「英語学習なんて無駄だから止めろ」とか極端なことを言う気はありません。必要な人もそうでない人もいる。

どういう事かと言うと

1. ターゲットをITセキュリティ系の仕事で使う英語に絞ったら、カタにはめるだけなのでそこそこの水準まで行くのはそんなに難しくないです

2. 英語書くの苦手なら、無理に書かずに翻訳エンジン使いましょう

3. 元の日本語の書き方を翻訳エンジンが理解しやすいように練習したら、業務で使うのには十分です

4. それ以上の高みを望むのなら、従来の英語学習は必要です

このコースは3番までを扱います。全部やったとしてもせいぜい一日一時間、一週間もかからず終わります。土日全部使える人なら、土日だけで終わるかもしれません。日本語字幕付きなので、倍速でも行けます。

下記のような方には、一定の効果が望める内容です。

• 海外セキュリティ製品の営業や構築をしているが、日本で浸透していないため資料もなく、英語で問い合わせる必要がある

• 海外セキュリティ製品の運用保守をしているが、問題発生時には海外拠点と情報共有が必須である

• バグバウンティでレポートを書きたいがどう書けば良いのかわからない。英語の書き方の解説を英語でされても困る

• セキュリティ専業ではないものの、おろそかにもできない。コンパクトな練習素材を探している

従来の書籍などの学習では相互にやり取りできないので学習効率があまり良くないし、かと言って実務でやっても相手からいちいちフィードバック（私の文章どうですか的な）をもらうわけにも行きません。オンライン英会話が良いかもですが、先生にこうやってほしいと説明するのも英語なので、それができるならもう学習する必要もありませんね。

それ以前に、そもそもこの分野に特化した内容のものが存在しないし、他の英語講座は大体英語が母国語の講師であっても別にITセキュリティ分野の人ではないです。その場合何が起きるかというと、多分自然で綺麗な英文に矯正する指導がメインになります。

外資系企業転職活動のためのCV添削ならそれでも良いのですが（というかむしろ見てもらった方が良い）、普段の業務にかかる時間とかストレスを軽減する効果はちょっと...

本講座ではそのあたりのモヤモヤをすべて解消しています。

課題で実際にレポートを出していただきますが、文法や言い回し等の間違いがあっても、どうしても通じない場合を除いて細かい指摘はいたしません（海外の方も普通に間違えますし、だれも気にしていません）。

なぜなら上記の課題を解決するためにはそこが重要ではないからです。「何が問題であって、どうしたいのか」を普段より120％クリアにすること、そのためのフォーマットを使うこと、そして臆せず理解されるまで説明し続けること。これこそITセキュリティ分野で、非英語圏で生まれ育った我々が効果的にコミュニケーションを取る方法だからです。

メールもチャットも、1回で伝わらないとか普通です。2回3回やり取りしてそこそこ良い結果ならそれでいいじゃないですか。