グローバルに活躍したいプロジェクトマネージャの方、PMP試験を目指している方、英語が苦手だが海外とのやりとりが頻繁にある方などに向けて、英文のPMP®の模擬問題をもとに解説したり、プロジェクトマネジメントに関する参考情報をメルマガで毎日配信していました。このコースはその内容を体系的にまとめたものです。

日本語でPMBOKを学習している方や、英文の読解を上達したいと考えている方は多くいますが、グローバル共通語の英語でプロジェクトマネジメントを学ぶと、実践的なグローバルビジネスの多くの場で活用できますので、一石二鳥どころか一石三鳥になると思います。

米国プロジェクトマネジメント協会 PMIのサイトには豊富な情報がありますが、一部は日本支部のサイトに翻訳版もあるものの、英語のアレルギーがあると、ほとんどの最新知識は入手できません。

ちなみに、筆者は週末などの暇な時に料理をしてクックパッドにレシピを載せるのが趣味のひとつです。

料理は、プロジェクトマネジメントと同様で、スコープを決め、コストや品質を管理し、スケジュールマネジメントも行い、さらにはステークホルダー（料理を食べてもらう人）の期待にも応える必要があります。

特に、冷蔵庫の中の余った材料で料理をするという制約条件がかなり厳しい場合は、チャレンジングなプロジェクトと同様です。時には、思った通りに出来ないこともあるので、リスクマネジメントも重要です。

同じ手間をかけて料理をするなら、楽しくて美味しい料理がしたいものです。

プロジェクトは例え最初は思い通りにいかなくても、PMBOKの内容を振り返り、なぜ上手くいかなかったのか、教訓を自分なりにまとめると、プロジェクトマネージャに必要な経験(K)と勘(K)と度胸(D)が身につくはずです。プロジェクトマネージャはKKDだけでは複雑なプロジェクトをマネジメントできませんが、PMBOKの方法論を組み合わせることで、グローバルで大規模なプロジェクトでも大いに活用できます。

また、プロジェクトマネジメントに限らず、学習は毎日コツコツと続けることが重要で、一朝一夕では知識や経験は身につきません。

学習者の皆様が身近なことで出来ることから様々なプロジェクトマネジメントを実践されることを願っています。