Adtech Tokyo 2012 Track D2

マーケティングの領域でビッグデータがもてはやされている大きな理由の一つは、

人々の行動や選択の履歴が解析可能な形で記録できるようになったことで、より確度が高い（と合理的に期待できる）戦略の企画・立案が可能になった点であろう。

しかし、意思決定の現場では、データが示す「不都合な真実」から目をそむけたり、データ分析の可能性や限界に対する誤った理解からデータの活用が進まないなど、その状況は、ビッグデータ時代以前から、それほど変わっていないように見える。

そこで本セッションでは、企業や組織に対してデータに基づく意思決定の重要性を説く立場にあるパネリストによるディスカッションを通して、日本の企業・組織が抱える現在の課題と、そこから見える今後の可能性を明らかにする。

Moderator:

泉 浩人

株式会社ルグラン
代表取締役 共同CEO

Panelists:

小口 日出彦

株式会社エム・データ 取締役
株式会社パースペクティブ・メディア(PERSPECTIVE MEDIA)代表取締役

佐伯 諭

株式会社電通
データ戦略室　チーフアナリスト

内山 幸樹

株式会社ホットリンク
代表取締役CEO